秋のむくみの原因はこれ!頑固なむくみを解消する過ごし方

急に気候が変化する秋。夏の疲れが抜け切れないこともあいまって、体内の水分バランスは崩れがちです。そんなむくみやすい秋は、過ごし方を工夫してむくみ知らずの身体に整えましょう。
今回は、むくみを予防&改善する習慣を運動・食事・生活編にわけてご紹介します 。
目次
むくみを予防・改善する習慣〜運動編〜
女性は男性と比べてむくみやすいと言われますが、その理由は筋力が弱いこと。水分をスムーズに循環させる筋肉のはたらきを活性化することで、むくみにくい体質に整えることができます。
また、大きく手足を動かすことで体液が動くため、運動にはむくみの予防・改善効果が期待できます。
負荷の高い運動をする必要はありません。動きやすい服装で、大きく手足を動かして歩いたり、階段の上り下りをしたりすることで全身のめぐりが促進されます。大股で歩いたり、姿勢を整えて歩いたりすることでインナーマッスルが刺激され、筋力を高める効果も期待できますよ。
普段エレベーターで移動しているところを階段に変えたり、電車に乗っている通勤時間に1駅分歩くようにしたりと、工夫して全身運動の時間をつくりましょう。涼しくなる秋は運動しやすいため、むくみ知らずの体質に整えるチャンスです。
春本番、カラダのもたつきを解消!手軽にできて効果アップのウォーキングのコツ
むくみを予防・改善する習慣〜食事編〜
むくみは食べ物でも予防・改善できます。体内の水分量を調節するはたらきをサポートするカリウムやイヌリン、冷えを改善するサポニン、水分代謝を高めるビタミンB群、新陳代謝を高めて血行を促進するクエン酸などを積極的に摂取しましょう。
むくみの予防・改善効果が期待できる栄養素を含んだ食材には、次のようなものがあげられます。
カリウム・サポニンで体内の水分量を調整
バナナ、キウイ、えのきたけ、わかめ、きゅうり、ごぼう、大豆、ナッツ類など
ビタミンB群で代謝を高める
かぼちゃ、にんじん、ほうれん草、豚肉、鶏肉、鮭、納豆、卵、あさりなど
クエン酸で血行を促進
お酢、トマト、グレープフルーツ、レモン、ローズヒップなど
むくみを予防・改善する習慣〜生活編〜
食事・運動以外にも、日々の生活の中にはむくみを招く要因が隠れています。5つのポイントをチェックして、むくみを事前に撃退しましょう。
冷え
日々の生活で気をつけたいのが「冷え」。冷えは内臓機能を低下させたり、体液循環を滞らせたりして低代謝やむくみを招きます。
気候が安定しないうちは暖かくなったり、涼しくなったりを繰り返します。冷えを防ぐために、いつでも羽織ったり脱いだりできるカーディガンや上着を持ち歩きましょう。特に、室内での冷房冷えを起こしやすい人におすすめです。
また、冷たい食べ物や飲み物も、冷えの原因。温かいスープやホットドリンクで内臓を温めましょう。
不規則な生活
睡眠不足や食事時間の乱れなどの体内リズムを乱す生活も、むくみを招く要因。食事の栄養バランスを整え、睡眠時間をたっぷりとりましょう。夏の疲れが抜け切っていない場合は、今のうちにリセットしてくださいね。
疲労を放っておくと、代謝が低下してむくみの改善効果が薄れてしまいます。
長時間の立ちっぱなし・座りっぱなし姿勢
長時間の同じ姿勢は、体液循環を停滞させます。こまめに休憩を取り入れて立ち歩いたり、ストレッチをしたりすることで、体液循環を促すことができますよ。ものを取りに行ったり、トイレに行ったりするだけでもOK。できるだけ身体を大きく動かすように意識しましょう。
ストレス
体内のはたらきの司令塔は“脳”。どんなに生活を整えても、ストレスを溜め込んではスムーズにはたらきません。思いっきり笑う時間やリラックスする時間を設けましょう。
寝るときの姿勢
寝る際に足を高くすると、下半身に体液が停滞するのを防ぐ効果が期待できます。足元にバスタオルや座布団を置いて、足をのせます。特に下半身のむくみが気になる場合におすすめです。
最後に
秋は急な気候の変化で体内のはたらきが減退しやすい季節。乱れを整え、リラックスする習慣を心がけることで、体内のはたらきを呼び覚ますことができますよ。楽しく健康的に過ごすことで、秋でもむくまない身体を実現してくださいね。
冷たい手足にさよなら!末端冷え性の原因と今日からできる改善法5つ
栄養バランスを整えて燃える体に!スーパーフード「スピルリナ」のダイエット活用術