冷たい食べものは代謝を下げる?食事法で変わる夏のダイエット法【レシピ付】

「夏バテで食欲が減ったのに、スリムになれない……」
そんな時は、食生活を見直す必要がありそうです。夏の食事スタイルを変えて、痩せやすくエネルギッシュな身体を実現しましょう。
今回は、夏に痩せない理由と太りにくい体質に整える食べ方のコツ、夏を乗り切るお手軽レシピを2つご紹介します。
目次
夏に痩せない原因は食生活にあり!?
夏にしてしまいがちな次のような食生活は、太りやすい体質を招く場合があります。
栄養不足による低代謝
消化・吸収も、エネルギー消費も、十分な栄養素があってこそスムーズにはたらくもの。「食欲があまりないから、さっぱりとしたものを」と冷麺を選んだり、手軽に食べられるパンやおにぎりで済ませたりと、おかずや野菜をあまり食べない食生活を続けると、栄養不足による低代謝を招きます。
特に、肉や魚、卵、豆、豆製品などから摂取できるたんぱく質や、野菜や果物から摂取できるビタミン・ミネラル類、食物繊維などが不足しがち。たんぱく質はエネルギーを消費する筋肉の材料ですし、ビタミン・ミネラル類は消化・吸収をサポートし代謝を高めるサポート成分。デトックスには便通をよくする食物繊維も欠かせません。
冷えによる低代謝
お腹を触るといつも冷たい場合や、夏でも手先・足先が冷たいという場合は、血行不良による冷えで代謝が弱まっている可能性があります。血液がすみずみまで行き渡らないと、酸素や栄養素が届かず、老廃物を排出するはたらきも停滞。エネルギーを消費しにくく、老廃物を溜め込みやすい状態になってしまいます。
太りにくい体質に整える食べ方のコツ3つ
1.スパイスパワーで代謝を上げる
唐辛子や胡椒などのピリッと辛い香辛料や、ネギ、にんにく、みょうが、生姜などの香味野菜には、食欲の増進や血行改善効果が期待できます。夏バテによる体内機能の低下を予防・改善するのにぴったり。料理の味付けとして加えたり、付け合せとして添えたりするのがおすすめです。
香辛料たっぷりのカレーライスやカレースープも夏の代謝アップに取り入れたいメニューです。
2.豚肉や豆類を積極的に食べる
豚肉や豆類には、細胞の原料であるたんぱく質と、糖の代謝を促進するビタミンB群が豊富。食事で取り入れた栄養素をエネルギーに変化し、体力を高めてエネルギーを消費しやすい状態に整えてくれます。暑さによる疲労の回復効果も期待できます。
3.温かい汁物・食べ物をプラスする
キンキンに冷えた飲み物・食べ物ばかりを食べて体温が低下すると、痩せにくい体質に。たとえば、朝食にお味噌汁を加える、おかずを1品温かいものにする、というふうに、温かいものを取り入れる機会を増やしましょう。
夏のダイエット効果を高めるおすすめメニュー2つ
夏に食べたい、代謝を高めるおかずレシピをご紹介します。
豚肉と長ネギの生姜焼き
<材料(4人分)>
- 豚バラ肉(または、ロース) 400g
- 長ネギ 1本
- 生姜 10g
- 醤油 大さじ1と1/2
- 塩・胡椒 少々
- ごま油 適量
- ラー油(または、豆板醤) 小さじ1
<作り方>
- 豚肉を一口大にカットし、塩・胡椒をふって揉み込む
- 長ネギを斜め切りにする
- 生姜をみじん切りにする
- フライパンにごま油を熱し、長ネギと生姜を炒める
- 長ネギがしんなりとしたら、豚肉を入れて火が通るまで焼く
- 全体に火が通ったら、醤油とラー油または豆板醤を入れ、味を整える
- お皿にネギと豚肉を盛り付け、お好みでごまや黒胡椒をかけてできあがり
トマトと大豆のミネストローネ風
<材料(4人分)>
- 玉ねぎ 1個
- にんじん 1個
- しめじ 1パック
- ベーコン 30g
- 大豆の水煮 100〜150g
- ホールトマト缶 1缶
- コンソメスープの素(まやはブイヨン)を1つ
- トマトケチャップ 大さじ2
- 塩胡椒 少々
- 水 2カップ
- サラダ油(またはオリーブオイル) 適量
<作り方>
- 野菜・ベーコンを一口大のサイコロ状に切る
- 鍋にサラダ油を熱し、ベーコンを炒める
- ベーコンの色が変わったら、野菜を入れて炒める
- 野菜に油が馴染んだら、水とコンソメスープの素を入れ、中火で煮る
- 沸騰したら、トマト缶と大豆を入れる
- トマトケチャップと塩・胡椒で味を整えて出来上がり
最後に
夏の低代謝は、食べ方の工夫で防ぐことができます。疲労や老廃物を溜め込まず、代謝を高める栄養素をたっぷり吸収できるメニューで、暑い夏をエネルギッシュに乗り切りましょう。
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