助産師 浅井貴子さん直伝!指を入れない会陰マッサージで、会陰切開をしない出産準備 | ベルタカフェ

助産師 浅井貴子さん直伝!指を入れない会陰マッサージで、会陰切開をしない出産準備

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多くの妊婦さんが出産の不安に挙げる会陰切開。痛そうなイメージもあり、産後も「座れない」「トイレでしみる」など大変そうな話を耳にします。できれば切らずに出産を済ませたいですよね。
 
そんな妊婦さんに朗報! なんと、妊娠中からマッサージすることで、切らなくても出産できるほど会陰を柔らかくすることができるそうです。
 
今回は、フリー助産師でマタニティ―アロマセラピストの浅井貴子先生が開催する「プレママ★アロマ教室」に参加し、会陰マッサージについて詳しく教えていただきました。
 
 

妊娠中からの会陰マッサージで“会陰切開”を避ける

妊娠中からの会陰マッサージで“会陰切開”を避ける
膣と肛門のあいだにある“会陰”は、赤ちゃんが産まれてくるときに薄く伸びて出口を広げます。“会陰切開”は、この出口の広がりを助けるために会陰をはさみで切る処置ですが、「会陰は、切らなくても産めるほど十分に伸びます」と浅井先生はおっしゃいます。
 
ただ、会陰の伸びが悪いと裂けてしまうこともあるため、妊娠中からマッサージをして柔らかくしておくことが大切なのだそうです。万が一、会陰切開になってしまっても、マッサージをしていれば切開部分が小さく済み、産後の傷の回復も早いそうですよ。
 
また、赤ちゃんは出産時におなかの中からおでこで会陰の内側をこすり、会陰の伸びを手助けしてくれているとのこと。赤ちゃんのがんばりを無駄にしないためにも、万全な状態で出産を迎えたいですね。
 
では、会陰マッサージについてくわしく見ていきましょう。
 
 

会陰マッサージの注意点

会陰マッサージの注意点
会陰マッサージをおこなうのに最適な時期必要な準備は以下の通り。
 

マッサージを始める時期

妊娠中期(28週目)ころ

マッサージ回数

まずは2,3日に1回のペースで、臨月に入ったら可能な限り毎日

マッサージをするタイミング

会陰が清潔な状態でリラックスしているとき(お風呂上がりや眠る前のリラックスタイムがおすすめ)

 

用意するもの

  • ・コットン

  • ・キャリアオイル

※今回はカレンデュラオイル(マリーゴールドのハーブを漬け込んだ薬用オイル)を使用しました

 
会陰の長さは人によって違うため、はじめに鏡などでチェックし、正確な場所と長さを確認することが大切だそうです。また、ゆったりとした気持ちでおこなうとより効果的ですよ。
 
 

会陰マッサージのやり方

カレンデュラオイルをたっぷり染みこませたコットン

  1. カレンデュラオイルをたっぷり染みこませたコットンを中指に乗せ、人差し指と薬指ではさむ

  2.  
    会陰マッサージ

  3. 楽な姿勢になり、コットンで会陰をUの字になでる

  4. クルクルと円を描くようになでる

 
 
脚を広げ気味に立って片足を椅子などにのせたり、洋式トイレに浅く腰掛けたりすれば、おなかが大きくなる臨月でもマッサージしやすいそうです。
 
 

オイル湿布で会陰ふわふわ

オイル湿布で会陰ふわふわ
会陰マッサージが終わったら、使用したコットンをおりものシートや生理用ナプキンの上に乗せ、会陰にあてたまま一晩おきましょう。すると、コットンに含まれたカンレンデュラオイルを吸って会陰がふわふわになるそうです。
 
一部の会陰マッサージでは、膣の中へ指を挿入し内部からマッサージする方法も紹介されていますが、抵抗がありますよね。
 
オイル湿布をすれば外側から会陰をなでるマッサージだけで十分。陣痛中にも用いれば、会陰がふわふわの状態で出産に臨むことができます
 
 

出産は、赤ちゃんとお母さん、先生みんなで臨むもの

出産は、赤ちゃんとお母さん、先生みんなで臨むもの
浅井先生の伝授する“会陰マッサージ”“オイル湿布”を実践した妊婦さんのほとんどが、会陰切開をせずに出産を迎えたといいます。また、会陰切開をした人でも、1センチ以内の小さな切開で済んだとのこと。
 
「会陰の伸びが悪ければ切らざるを得ません。そのため、ただ『切りたくない』というのではなく、『会陰マッサージをがんばっているから、できるだけ切開せずに出産したい』と、きちんと準備していることも医師に伝えましょう」と浅井先生。
 
出産は、赤ちゃんとお母さん、そして先生と全員で力を合わせて臨むからこそ、日ごろからしっかりと意思を確認しあうことが大切なんですね。
 
 
【取材協力】

浅井貴子(あさいたかこ)

調布市在住。フリー助産師・マタニティ―アロマセラピスト。大学病院、未熟児センター勤務の後、現在近隣の行政で、母親学級、育児相談、新生児訪問などをおこなう。妊婦さん対象の「プレママ★アロマ教室」を開講し、安全な精油の使いかたや自然な出産方法の提案をおこなう傍ら、マタニティ専用サロン、ベビーマッサージ教室を主宰。→公式HPへ
 
 

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