妊活にはこの食べ物!ベビ待ちカップルが彼に意識させたい食事5つ

妊活に励むカップルでも、なかなか妊娠しないこともありますよね。以前は、不妊の原因は女性側にあると考えられがちでしたが、最近では「不妊の原因の半分は男性にもある」ことがわかってきました。
特に、インスタント食品やスナック菓子など栄養の少ない食品を日常的に摂取している男性は、精子に異常が生まれ奇形精子につながるといった話も話題になっています。
もちろん食事だけでなく、そのほかの生活習慣や環境なども関係していますが、身近に改善できることがあるなら改善しておきたいですよね。そこで今回は、ベビ待ちカップルが彼に意識させたい栄養素と食事についてご紹介したいと思います。
目次
1. 男性ホルモンを促す:亜鉛
多く含まれる食材
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・牡蠣
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・納豆
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・しじみ
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・ほたて
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・牛肉
妊活への効果
亜鉛は「セックスミネラル」の異名を持ち、男性の生殖器官や男性器機能を上げ、精子の生成を促す栄養素です。特にしじみは「生きた肝臓薬」とも呼ばれ、オルニチンという栄養素が含まれ食欲増進や疲労感軽減の効果があります。
まず男性に元気がなければ妊活も進みませんから、お仕事で疲れている彼にはしじみのお味噌汁を出してあげてください。
2. 精液をつくる:アルギニン
多く含まれる食材
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・鶏肉
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・大豆
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・アーモンド
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・ごま
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・レーズン
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・アボカド
妊活への効果
アルギニンには成長ホルモンの分泌を促し、細胞増殖を促進する働きがあります。それによって精子の生産量を増やし、精子の運動性を高めてくれる効果も期待できます。
大豆製品には、納豆・味噌・高野豆腐など様々あるので、飽きないように種類を変えながら日々摂取してみてはいかがでしょう。
3. スタミナをアップさせる:ビタミンB群
多く含まれる食材
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・豚肉
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・うなぎ
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・卵
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・納豆
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・玄米
妊活への効果
ビタミンB群は、疲労を回復し精力増強に効果がある栄養素です。
うなぎといえば、「土用の丑の日」といわれるように夏場の精力がなくなる時期の回復食材としてよく取りあげられますよね。これは、ビタミンB群に限らず豊富なビタミンを含んでいることが理由です。ビタミンAは免疫力向上につながり、ビタミンEはホルモンバランスを整え生殖機能を高めるなど、うなぎ1つで妊活に必要な様々な効果を得ることができます。
妊活中のカップルなら、夏以外でもうなぎは良さそうです。
4. 細胞の生まれ変わりや代謝を促進する:葉酸
多く含まれる食材
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・ほうれん草
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・小松菜
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・ブロッコリー
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・レバー
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・豆類
妊活への効果
女性が妊娠したらまず「葉酸をとるように」と言われますが、これは女性に限ったことではありません。最近の研究では、男性でも葉酸を多く摂取しているほうが染色体異常の精子が少なくなるという結果が出ており、妊活を考えている男性にはぜひ摂取して欲しい栄養素です。
ただし葉酸は熱や光に弱く、水に溶けやすい性質を持ちます。そのため、食事からだけで必要量を摂取するのは難しいので、サプリメントとの併用がオススメです。
5. 必要な栄養の吸収を高める:ムチン
含まれる食材
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・納豆
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・オクラ
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・レンコン
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・もずく
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・めかぶ
妊活への効果
あまり聞き慣れないかもしれませんが「ムチン」という栄養素が、精子を作るために必要なアミノ酸やタンパク質の吸収を高める働きをしてくれます。
「ムチン」の正体は粘性物質なので、山芋・里芋・モロヘイヤなど見るからにネバネバ、ヌルヌルした食材に多く含まれています。こちらも熱に弱いので、納豆やもずくのように生で食べられるものが妊活には適しています。
最後に
栄養を気にするのも大切ですが、食材や食事を選ぶ時に、なるべく添加物や保存料が使われていないもの、トランス脂肪酸が少ないものを選ぶことなども大切です。
また、妊活のため、これらの食材を急に食べ始めてもすぐに効果が反映されるわけではありません。「子どもが欲しい」と考えているカップルは早めに食生活を見直すようにしましょう。
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