いざ、マタ旅!妊婦さんが旅行プランを立てる前に確認しておきたい5つのこと | ベルタカフェ

いざ、マタ旅!妊婦さんが旅行プランを立てる前に確認しておきたい5つのこと

Pregnant woman expecting a baby holding a suitcase travelling.

つわりも治まり、体調の変化にも慣れてくる安定期。胎児と母体をつなぐ胎盤の血管が完成するので、流産の心配も軽減してくる時期です。気持ちの上でも落ち着いて過ごせるようになるため、妊娠報告や出産準備などで活動的になる妊婦さんも多いことでしょう。
 
最近では「子どもが産まれたらしばらく行けないから」と、この時期に旅行に出かける妊婦さんも増えている様子。妊娠中の旅行は“マタニティー旅行”を略して“マタ旅(またたび)”と呼ばれ、旅行会社各社やホテルなども妊婦向けの旅行プランを提案しています。夫婦ふたりきりで過ごせるラストチャンスでもありますから、ステキな思い出作りになりますよね。
 
とはいえ、妊娠中はちょっとした変化でも母体や赤ちゃんに負担がかかりやすいもの。少しでもムリをすれば、取り返しのつかない事態を招きかねません。また、日ごろと違う環境では思っている以上に動き回ってしまったり、お腹の異変を疲れと勘違いして受診が遅れたりして、切迫流産や早産などのリスクも高まるため、マタ旅は賛否両論なのが実際のところです。
 
そこで、安心して思い出作りができるように、マタ旅プランを立てる際に確認しておくべき項目を5つにまとめてみました。マタ旅を予定しているかたは準備の参考にしてみてくださいね。
 
 

1:マタ旅の時期は主治医と相談してから決めよう

一人で勝手に遠出しないこと
マタ旅に適しているといわれる“安定期”とは、一般的に妊娠5ヵ月(16週)から。胎盤もできあがって、赤ちゃんの身体も外観、内臓ともに人間らしくなってくる時期です。ただ、妊娠経過には個人差があるので、「5ヵ月に入ったから大丈夫!」というわけではありません。また、8ヵ月を過ぎるとお腹が大きくなって動きづらいだけでなく、旅先での破水や早産など危険を伴う確率も高くなります。マタ旅を計画する前に必ず主治医へ相談して、母子ともにコンディションのいい時期を選びましょう。
 
 

2:旅行先や日程はムリのない範囲で決める

大きな公園でまったりリラックス
妊娠経過を考えると、5~7ヵ月あたりがマタ旅に出やすいころ。でも、移動時間が長ければその分お腹への負担も大きくなるので、長くても3時間以内の移動で行ける範囲に留めておきたいものです。また、動き回るところや人ごみの中は避け、できるだけリラックスできる場所を選びましょう。疲れやすさも考慮して、ゆとりのあるプランを立てることも大切です。
 
マタ旅でよく話題になるのが、テーマパーク。アトラクションに乗らなくとも華やかな雰囲気だけで楽しめることから人気のようですが、テーマパークでは思いのほか歩き回ります。人も多く、ゆっくり休める空間も少ないで、実はあまりオススメできません。同様に人気のある海外も、日数が長くなることでリスクが高まるうえ、万が一のときも保険が適用されずに医療費が高額になる恐れがあります。
 
旅行先は「行きたいところ」ではなく、「行けるところ」から選ぶこと。真夏や真冬のように身体への負担が大きい気候の時期と重なるようなら、諦める勇気も大切です。
 
 

3:交通手段を考える

乗り物酔い対策も万全に
移動中は絶えず身体に負荷がかかります。さらに長時間同じ姿勢でいることで身体のトラブルを招きやすいため、できれば1時間おきに休憩できるプランがベスト。電車や新幹線であれば乗換えのタイミングで休憩時間をとる、車なら立ち寄れるコンビニやサービスエリアを事前にチェックしておくなど、時間に余裕を持って移動できる交通手段を選びましょう。
 
飛行機は短時間で長距離の移動ができますが、途中で気分が悪くなっても降りることができません。また、気圧の変化による体調の悪化やエコノミークラス症候群の恐れもあるので、マタ旅では避けたほうが無難。あらかじめコースやタイムスケジュールが決まっているバスツアーなども、急な体調の変化に対応できないので、やめておいたほうが安心です。
 
 

4:急患受付のある産婦人科を確認しておく

万が一の事態にも対応できるよう、病院探しは怠らずに
妊娠中は、いつなんどき体調が変化するかわかりません。また、どんなにゆとりを持ったプランでも、移動や観光をすれば少なからず疲れも溜まります。旅先でお腹に異変を感じたとき、すぐに診てもらえる産婦人科があれば安心ですよね。観光や宿泊先は、近くに急患を受け付けてくれる産婦人科がある場所から選ぶようにしましょう。緊急時には大きな病院への搬送なども考えられるので、近くに総合病院があれば望ましいですね。
 
リゾート地として人気の高い離島などは、妊婦の急患の受け入れ態勢が整っていない場所もあるので注意しましょう。
 
 

5:緊急時にも対応できる持ち物の準備

母子手帳と保険証はセットで用意
最後に、マタ旅のお供に持って行ったほうがいいアイテムをいくつかご紹介します。

ブランケットやストール

妊娠中は身体を冷やさないように気をつけなければいけません。冬場なら防寒対策をしっかりするのはもちろんですが、それ以外の季節でも、商業施設のエアコンや朝夕の寒暖差などには注意が必要です。ちょっと寒さを感じたときにすぐはおれるだけでなく、腰が痛むときのクッション代わりや出血したときの目隠しにも使えるので、大きめのものを1枚用意しておきましょう。
 

紫外線対策グッズ

妊娠中はホルモンバランスの影響でシミができやすくなっています。使い慣れている日焼け止めや帽子などを持っていきましょう。
 

使い捨てマスク

人ごみの中や室内での感染症対策になります。車内や施設内など、乾燥しやすい場所での乾燥対策にも使えますよ。
 

ウェットティッシュ

水場がないところで手を洗いたいときや、トイレの便座を拭きたいときなどにも使えます。
 

ナプキン

急に出血したときのために持ち歩くようにしましょう。破水したときの応急処置にもなります。
 

母子手帳と保険証

病院へ出掛かるような事態に備え忘れず携帯しましょう。かかりつけ医の診察券も持っていれば、受け手の病院が問い合わせたときに診察券番号からカルテを探してもらいやすく、敏速な対応につながります。病院同士で連携が取れれば急患でお世話になる病院側もすぐに状況を把握することができてとっても助かるので、セットで用意しておくと安心です。
 
 

最後に

そのほか、旅行直前であっても体調が悪ければ取りやめる、重たい荷物は長時間持たない、少しでもお腹に異変を感じたらプランを変更するなど、マタ旅は絶対にムリをしないことが大前提です。また、プランができたら一度担当医に見てもらい、訂正された場合は素直に従いましょう。
 
万が一のことがあれば、お腹の赤ちゃんや夫だけでなく、宿泊先や急患で飛び込んだ病院にも迷惑を掛けてしまうことになりかねません。目先の楽しさよりも、お腹に新しい命を宿した母親としての自覚、そして、赤ちゃんが元気に産まれてくることにウェイトを置いて、心からくつろげるステキなマタ旅プランを立てましょう。
 
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