胎児の成長過程で感じやすい妊娠中の不安やストレスの原因とその解消法 | ベルタカフェ

胎児の成長過程で感じやすい妊娠中の不安やストレスの原因とその解消法

妊娠中の不安やストレス

待望の赤ちゃんを授かり、胸を躍らせるのも束の間。「流産せず、無事に産まれてきてくれるだろうか?」「体調を崩しても薬は飲めないの?」「赤ちゃんの成長は順調なのかな」など、わが子をその手に抱くまでは、何かと不安がつきまとうもの。なかでもお腹の赤ちゃんの成長は、気になるママも多いと思います。
 
胎児の発育は、妊婦検診などでエコーを撮ってもらわなければ、目にすることができません。特に妊娠初期はエコーを見てもよく分からず、医師などの説明がすべて。心拍、大きさ、前回の検診からの成長度合いなど、すべてにおいて「問題ありませんよ」という先生の一言がなければ、なかなか安心できないものです。つわりなどで十分な食事を摂れてないときなどは、余計に心配も募りますよね。
 
そんな、見えず分からずのお腹の中の様子だからこそ、不安も大きくなってしまうのかも知れません。
 
 

「発育の目安」が不安の原因になることも

発育の基準値はあくまで目安です
近年は、医療や技術の進歩によって、腹の中の赤ちゃんの様子が以前より詳しく分かるようになってきました。それにより、妊娠週数からみる状況の平均値が、胎児の発育の目安とされています。“妊娠○週なら赤ちゃんの体重はこのくらい”とか、“妊娠○週の赤ちゃんは、この器官が出来上がっている”など、育児書などで目にしたことがある方も多いと思います。
 
お腹をさすりながらまだ見ぬ赤ちゃんの姿を想像し、幸せに浸るひととき。耳が聞こえるとなれば話しかけたくもなりますし、脳が発達していると聞けば胎教にもつい力が入ってしまいますよね。
 
しかしその反面、「先生から聞いた胎児の発育が、標準値に達していない」「○ヵ月なのにお腹が小さい」など、かえって不安を招いてしまうこともあるようです。ママにとって、見えない胎児の成長の不安は何よりのストレス
 
ただでさえ急激な体調の変化でストレスを抱えやすい時期でもありますので、必要以上の不安を抱えずに過ごせるよう、配慮する必要があります。
 
 

ストレスが胎児に与える影響

ストレスは百害あって一利なしです

胎児に悪影響のある外的要因

<摂取を控えるべき代表格>
・タバコ、お酒

<非加熱でバクテリアがわきやすい食べ物>
ナチュラルチーズ、生魚

<薬剤など>
ヘアカラー、一部の薬剤

これらの外的要因に加え、実は、内的要因であるストレスも、胎児にとってよくない影響を及ぼす恐れがあるといわれています。
 
 

ストレスが胎児に与える影響は?

人間はストレスを感じると、身を守るためにアドレナリンなどのホルモン物質を放出し、抗ストレスのための適応体勢に入ります。すると、血管が収縮したり、脳や心臓など最も重要な臓器へ優先的に血液が送り込まれるのですが、そのほかの臓器の血液量は低下します。当然、子宮への血液量も減るため、母親の血液から栄養を摂取している胎児は栄養不足を引き起こしてしまうのです。
ストレス状態が慢性的に続けば胎児の栄養不足状態が続くため、発育不全や低体重児になるリスクが高くなるといわれています。
 
また、ストレスホルモンのひとつであるコルチゾールの放出状態が慢性的に続くと、赤ちゃんの胎動や心拍数が下がるというデータもあるそうです。
 
 

妊娠中のストレス緩和にオススメなこと

ひとりで悩まないで!
ストレスが赤ちゃんにいい影響を与えないことが分かっていても、実際に全くストレスを感じずに生活するのはなかなか難しいもの。つわりによるストレスを感じる人もいるでしょうし、体調の変化や思うように動けない生活にストレスを感じる人もいるでしょう。妊娠前を振り返ってみても何らかのストレスは日々感じていたでしょうから、生活していくうえでストレスを少なからず感じてしまうのは仕方のないことです。
 
でも、できる限りストレスは減らして、胎児への影響が少ない程度に抑えておきたいもの。そのためにも、日常からの以下のことを心がけておくといいかもしれません。
 
 

「基準値」に振り回されない

はっきりとしない赤ちゃんの発育で、必要以上の不安を抱えてしまうのはよくありません。
 
母子手帳や育児書などに書かれている発育の目安は、複数のデータに基づいて出された平均的な数値。大人でも背の高い人や低い人など個人差があるように、赤ちゃんの発育やお母さんの体型の変化にも個人差はあります。
 
また、妊婦検診のエコーで推測される赤ちゃんの体重は、頭囲や胸囲などから算出されたおおよその数字。計測時の胎児の向きによっては、誤差が生じることもあります。「未熟児かもといわれていたのに、生まれてみたらほかの子より大きかった!」なんて話もあるので、先生から特別な指示があるまでは、わが子なりの成長ペースを温かく見守ってあげましょう
 
 

少しでも不安なことは、なんでも主治医に相談を

産婦人科医はあらゆる可能性を視野に入れているため、「○○の可能性がある」といった不確定のことでも伝えることがあります。でもそれは、万が一のときに備えるため。どのように妊娠を継続していくのがベストか、解決策もしっかり考えてくれているものです。
 
言われた言葉を気にしすぎて落ち込むのではなく、どうしたら安心して出産を迎えられるか、今できることは何かなど、先生を信頼して対策を考えることに意識を向けましょう。
 
また、些細なことでも不安に思うのは、どんなに出産経験の豊富な妊婦さんでも同じ。「こんなことで……」などと考えず、小さなことでも、不安があれば先生や看護士さんに相談してみましょう。
 
 

リラックスできる時間を持つ

急激な体の変化やホルモンバランスの乱れなどで、妊娠中の体は疲れやすいもの。無理をすれば体に負担がかかり、ストレスも溜まってしまいます。5分でも横になる時間をつくる予定を詰め込みすぎないなど、ゆとりをもった生活を心がけましょう。好きな音楽を聴いたり、温かい飲み物を飲んだりと、気持ちがゆったりする時間を持つことも大切。
 
ママの気持ちがリラックスしているときは、お腹の赤ちゃんもとても居心地がいいそうですよ。
 
 

妊娠期間の不安や悩みを夫婦で共有する

妊娠中はいろいろなことが不安になるものですが、ひとりで抱え込まずに、ご主人に話してみましょう。もちろんそれだけでは解決しないこともあるでしょう。でも、聞いてもらうだけでも気持ちがラクになったり、不安を共有できたことで安心したり、ひとりで悩んでいるときよりも心は軽くなるはずです。男性は妊娠中の変化を実感することができないので、話すことで理解してもらえるといったメリットもあります。
 
妊娠中からさまざまな出来事を共有することは、親になる自覚を持てるきっかけにもなります。まもなくパパとママになるふたり。協力しながら子育てを楽しむためにも、互いの気持ちや考えを伝え合う習慣をつけておきたいものですね。
 
 

あなたはひとりじゃない

不安を乗り越えた先には、きっとステキな未来が待っています
赤ちゃんに元気に生まれてきてほしいというのは、すべての親に共通する思い。それ故、ちょっとした変化にも敏感に反応してしまうものですが、取り越し苦労であることも少なくありません。不安からストレスを感じ、赤ちゃんに負担をかけるといった悪循環を招かないためにも、不安の芽は小さいうちに摘んでしまいましょう。
 
産婦人科の医師、両親、そしてご主人。赤ちゃんの誕生とあなたの笑顔のために力を貸してくれる人は、すぐ近くにたくさんいます。どんな状況であっても、あなたひとりではないということを忘れないでくださいね。
 
どうしても不安が拭えないときは、お腹に手を当ててみてください。赤ちゃんが力いっぱい生きている鼓動を感じられると思いますよ。
 
 

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