陣痛の痛みにさようなら!催眠出産法「ヒプノバーシング」で不安のない自然な出産を | ベルタカフェ

陣痛の痛みにさようなら!催眠出産法「ヒプノバーシング」で不安のない自然な出産を

hypnobirthing

出産にどんなイメージを抱いていますか? 分娩台に拘束され、般若のような形相で雄叫びをあげながら痛みと戦う……なんてイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
 
「陣痛は食中毒の痛みの50倍」とか「出産は鼻からスイカを出すより痛い」とか「会陰切開はプチッと音が聞こえる」とか、経産婦さんの感想を聞けば聞くほど、想像を絶する痛みに出産への恐怖は増すばかり。
はじめて出産を迎えるママにとっては、赤ちゃんと会える期待よりも痛みへの不安のほうが大きくなってしまいますよね。
 
麻酔を使って痛みを抑える“無痛分娩”という選択肢もありますが、麻酔の影響が気になったり、もっとナチュラルに産みたかったりと、「痛いのはイヤだけど、医療に頼りすぎるのもイヤ」と、相反する思いに頭を悩ませる妊婦さんも多いもの。
 
ところが、そんな一見真逆にも思える願いを叶えてくれる、“医療措置に頼らず痛みを和らげる出産方法”があるんです。
 
今回は、痛みのない出産方法「ヒプノバーシング(催眠出産)」についてご紹介します。
 
 

「ヒプノバーシング(催眠出産)」ってなに?

痛くない穏やかな出産て本当?
最近では、痛みを抑えながらママとあかちゃんが主体となる出産方法が話題になっています。
 
ヨガを取り入れた“ソフロロジー”や、中国の気功法を取り入れた“リーブ法”といった薬に頼らず痛みを和らげる出産方法や、立ったままや四つん這いなど自由で楽な体勢で出産する“アクティブバース”、羊水に近い温度のプールの中で出産する“水中出産”など、種類はさまざまです。
 
そのなかでも今、いちばん注目を集めているのが催眠出産といわれる“ヒプノバーシング”。
 
“催眠”ときくと、暗示に掛かって意識がなくなってしまうのでは? なんてちょっと怪しい想像をしてしまうかもしれませんね。
でも、ヒプノバーシングは、呼吸法やイメージ法で深いリラクゼーションを感じることにより、ママと赤ちゃんがやさしく穏やかな出産を迎えるための出産準備プログラム。「催眠=深いリラクゼーション」という意味なので決して昏睡状態になるわけではありません。それどころか、リラックスして会話もできる状態で出産に臨めます。
 
アメリカのヒプノセラピスト、マリー・F・モンガンが、自身の娘が出産する際に「麻酔を使わずナチュラルに、痛みを伴わずに、優しく穏やかに出産してほしい」との思いから考案して1989年に設立されたメゾットで、今では世界中に広まっています。
 
英キャサリン妃、ハリウッドセレブのミランダ・カーやジェシカ・アルバが取り入れたことでも話題になりましたが、医療措置に頼らないナチュラルな出産ができるため、自然志向のママが多い欧米では人気の出産方法のひとつでもあります。
 
 

痛みがないのはなぜ?「ヒプノバーシング」で穏やかに出産を迎えられるワケ

女性には本来、特有の“出産能力”が備わっています
出産に不安や恐怖があると、筋肉を硬直させて陣痛を強くしてしまうといわれています。
 
ヒプノバーシングではセラピーで出産に対する不安を取り除き、穏やかな気持ちでその日を迎える準備をおこないます。また、自身の意識を深いリラクゼーションモードへ持っていくトレーニングも十分に重ねます。すると、女性が本来持ち合わせている出産能力が引き出されるので、出産時にはモルヒネの200倍ともいわれる鎮静効果の脳内物質エンドルフィンが分泌されて痛みを感じないんだそうです。
 
実際にヒプノバーシングで出産を経験したママの感想では、「陣痛がきて一瞬パニックになったけど、すぐにトレーニングした呼吸法を思い出して実践したら痛みが和らいだ」「看護師さんも、驚くほど穏やかな出産で感動的な体験ができたと言っていた」といったものがありました。薬や医療に頼らずに痛みのない出産を迎えられたかたが多いようです。
 
 

パートナーと心を通わせて出産に臨む

夫婦で出産に臨めば絆も深まります
そんなヒプノバーシングで欠かせないのが、夫や立会人などパートナーの存在
 
一般的な出産の場合、パートナーは見学だけで終わってしまうことがほとんどです。でも、ヒプノバーシングでは、声かけやマッサージを施して、ママが深いリラクゼーションモードに入れるためのホスト役になります
また、出産への不安を解放する話し合いをおこなったり、声かけやマッサージの練習をしたりと妊娠期間から出産まで積極的にかかわることができるので、夫婦や家族の結びつきも強まるといわれています。
 
「陣痛で苦しむ妻の横でオロオロする夫」はよく聞く話。でも、ヒプノバーシングでは妊娠中のつらさを分かち合い、体も心も支えてくれる心強い存在となった夫の傍で、安心感に包まれて出産を迎えることができます。夫婦で神秘的な瞬間を共有できて喜びを分かち合えるなんて、この上なく幸せな出産ですよね。
 
 

「ヒプノバーシング」セラピーの気になる受講内容や料金

産むだけが出産ではないんですよね
とはいえ、出産への不安を取り除いて深いリラックスモードを得るためには、ある程度の訓練が必要。
 
ヒプノバーシングを希望する妊婦さんはヒプノセラピストの指導のもと、「妊娠中から赤ちゃんと十分にコミュニケーションをとる。楽しいマタニティライフの延長に出産がある」といった概念をパートナーとともに身につけます。
 
出産の仕組み、出産のイメージトレーニング、潜在意識を開く呼吸法やリラクゼーション法の練習、バースプラン、パートナーの役割、出産時にパートナーが施すリラックスタッチ、夫婦で不安を解放するワークなどを合計12~15時間の講習で学びます。
 
そのほか、産院との上手な関わり方なども学べるので、助産師さんとのコミュニケーションのとりかたや産院選びの参考にもなるようです。
 
料金は受講先によって異なりますが、グループレッスンで35,000円~、少人数で55,000円~、個人レッスンでは75,000円~くらいが目安です。
 
新しい家族を迎え入れる準備の時期だけに高く感じてしまいそうですが、痛みのない穏やかな出産を迎えられると思えばその限りではないのかもしれませんね。
 
 

最後に

夫婦で手を取り合いながら深いリラクゼーションに意識を向けることで、痛みも医療措置もない穏やかな出産を迎えられるヒプノバーシング。
 
今まであった「出産は痛くてつらいもの」という概念を取払い、不安や心配事を解き放ってポジティブな姿勢で迎えられる出産なので、痛みに対する恐怖が強い方、夫婦で出産の感動を分かち合いたい方は出産方法のひとつとして候補に入れてみてはいかがでしょうか?
 
妊娠中のママとパパのためのサプリ
 
 

「出産・育児」最新記事

注目の記事

Facebook

ベルタカフェライター

このエントリーをはてなブックマークに追加
妊娠したいと思ったら