はじめての出産でも安心!産婦人科・産院の選び方まとめ | ベルタカフェ

はじめての出産でも安心!産婦人科・産院の選び方まとめ

産院選び1

検査薬の陽性反応を見て、本当に妊娠しているかハッキリさせようと思ったとき、まず第一のハードルとして立ちはだかるのが病院選びです。かかりつけの産婦人科があればいいのですが、妊娠の可能性を感じて初めて産婦人科にお世話になるという人も多いですよね。
 
そもそも「産科」と「婦人科」の違いはご存知ですか?
「産科」が妊娠や分娩を扱っており、妊娠から出産までお世話になるところである一方、「婦人科」は子宮や卵巣に関する女性特有の病気を診てくれるところ。それらを合わせた「産婦人科」と書かれているところでも、実際は妊婦健診だけで分娩はおこなっていないというところもあるので、注意が必要です。
 
出産という大仕事をサポートしてもらう大事なパートナーとなるのですから、産院選びはとっても大切。そこで今回は、妊娠・出産時に知りたいアドバイスが詰まった『HAPPY妊娠・出産ガイドBOOK』(編集:たまごクラブ)の内容をもとに、産院選びに役立つチェックポイントを、ご紹介していきましょう。
 
 

産院の種類を知ろう

産院にもいろいろな種類があります
お産をお願いできる産院は、大きく分けて4つの種類があります。それぞれの主な特徴は次の通りです。
 

助産院

助産師が開業している9床以下の施設のこと。妊娠中や出産中の医療行為はおこなえないため、逆子や帝王切開の経験がある人、双子などの多胎妊娠の人は診てもらえません。出産中に万一問題が発生した緊急時には、提携している施設に搬送されます。自宅出産に対応してもらえるところもあり、母子ともに順調で、自分らしいお産にこだわりたい人にオススメです。
 

個人医院や個人病院

ベッド数によって医院(19床以下)と病院(20床以上)に分けられます。地元に密着したところも多く、入院中のサービスが充実しているところも。健診から分娩まで同じ医師に診てもらえることが多く、きめ細やかに対応してもらえるメリットがあります。
 

大学病院や総合病院

どちらもベッド数は100床以上の大病院で、産科以外の診療科目も充実しており、高水準の医療が受けられることから、合併症がある場合や多胎妊娠など、リスクの高い出産でも安心できます。その一方、健診の待ち時間が長くなりがちで、健診や分娩に学生や研修医が見学で立ち会うこともあります。高齢出産や既往症で不安がある人にオススメです。
 

周産期母子医療センター

国によって支援を受けている産科と新生児科が合わさった施設で、MFICU(母体胎児集中治療管理室)やNICU(新生児集中治療管理室)の設備があるのが特徴です。どこの産院にかかっていても、母子の生命に関わる自体が発生したときには、緊急でここに運ばれることになります。基本的にはハイリスク出産と判断された場合にしか、受け入れてもらえません。
 
 

里帰り出産を考える?

家族に甘えられる反面、たいへんなことも……?
里帰り出産を選択する可能性があるのなら、できるだけ早めに実家近くの産院の情報を集め、里帰り出産の受け入れが可能かどうかを確認しましょう。
遠方でどうしても難しい場合を除き、自ら受診をして分娩予約をするのがベストです。多くの場合、妊娠20週頃までに分娩予約を求められます。妊婦健診でお世話になっているお医者さんに紹介状を書いてもらう必要がありますので、早めに相談することも忘れずに。
 
産後のためにも、するに越したことはないと思われがちな里帰り出産ですが、実はメリットだけでなくデメリットもあります。今は食材や日用品はネットスーパーで買えますし、育児グッズもネットショッピングを使えるので、外出を控えなければいけない産後1ヵ月間の買い物も問題なし。ご主人が協力的で、家事の手を抜いても許してくれる人であれば、なおさら里帰りしなくても大丈夫です。
 
どちらが正しいということはありませんので、環境や自分の性格と照らし合わせながら、ご主人やご両親としっかり話し合ってくださいね。ご主人の実家から遠方に里帰りする場合は、義両親の許可もとっておいた方が安心です。
 

里帰りのメリット

  • ・慣れない育児について経験者である実母に相談できる
  • ・実家でリラックスして育児ができる
  • 家事をしなくていい分、身体を休められる
  • ・赤ちゃんの世話に集中できる
  • ・足りない育児グッズがあっても、買い物を頼める

 

里帰りのデメリット

  • ・遠方だとご主人が出産に立ち会えない可能性が高くなる
  • ・ご主人が父親としての自覚をもつまでに時間がかかる
  • ・お腹が大きいときや、新生児を連れて家と実家間を移動することになる
  • 実母の干渉がストレスになる
  • ・育児グッズを実家用と自宅用で、複数買ったり移動させたりする必要がある

 
 

産院選びの際にチェックしたい10ポイント

お産について考える時は夫婦いっしょに
いざ、産院を選ぶに当たり、あらかじめチェックしておいた方がいいポイントをまとめてみました。優先順位は人それぞれなので、いくつかの産院を比較する際にご利用ください。
 

1. 医師や助産師との相性

大きな病院では、担当医を選ばなければ早く受診ができる場合もありますが、できれば同じ医師に最後まで診てもらうのが安心ですよね。絶対に女医じゃないと嫌という人は、その点も事前にチェックして。
 

2. 家からの距離や通いやすさ

妊婦健診だけでも約10回以上通うことになる産院は、お腹が大きくなってからや、産後の1ヵ月健診時に新生児を連れて行くところでもあります。なるべく交通の便が良く、いざという時のことを考えて、どんなに遠くても1時間以内で通えるところにしましょう。
 

3. 料金の相場

妊婦健診のときに受けられる助成金の金額は地域によって様々ですが、病院によっても健診費用は異なります。母子手帳と一緒に渡されることの多い補助券のチケットの金額内で収まるところもあれば、毎回実費で支払う分があり、多い時は一回の健診で1万円オーバーなんてところも。
分娩費用も様々で、出産育児一時金の42万円以内に収まる場合もあれば、プラス30万円は当たり前なんてこともあります。分娩予約をする際に、5万円〜20万円ほどの分娩予約金(※後に出産時の入院費用に充当される)が必要な産院もあるので、確認しておく方がベターです。
 

4. 母児同室

母乳育児に対する産院の考え方にもよりますが、出産後すぐ母児同室になるところや、母体の回復を優先させて、授乳の時間以外の夜間は預かってもらえるところもあります。絶対に完母(完全母乳育児)にこだわりたいのか、退院後の眠れない日々に備えて休んでおきたいのかで考えると良いでしょう。
それに付随して、完母にこだわりたい人は、病院によっては、母乳が出ないとすぐにミルクを足すところもあるので、母乳育児に対する病院の考え方や、母乳育児のサポート体制についても聞いておくと安心です。
 

5. 入院室のタイプ

入院する部屋の基本が、大部屋なのか、個室なのか、産院によって様々です。基本が大部屋の場合、個室を希望すれば追加料金が発生します。シャワーやトイレの有無によって金額が異なることも。陣痛〜分娩〜産後の回復まで同じ部屋で過ごせるLDR(Labor Delivery Recovery)を選択できるところもあります。
 

6. 出産スタイル

分娩台で仰向けになって産むのが一般的ですが、なかには自分の好きな体勢をとれる「フリースタイル出産」や、ぬるめのお湯につかって産む「水中出産」、妊娠中からイメージトレーニングをおこなう「ソフロロジー分娩」など、出産スタイルを選べる病院も。
また「無痛分娩」「和痛分娩」を希望する人は、病院によっておこなっていないところもありますし、10万円ほどの追加料金がかかる場合が多いので、そこも合わせて確認が必要です。
 

7. 陣痛促進剤の使用に対する考え方

自然分娩へのこだわり度合いは、病院や医師によって様々です。自然分娩にこだわるあまり、5日間も微弱陣痛が続いても最後まで陣痛促進剤を使ってくれず、体力を消耗し過ぎて産後に赤ちゃんのお世話ができなかったと後悔している人もいれば、逆に、絶対に使ってほしくないと言っていたのに、予定日が過ぎたために陣痛促進剤を使うと言われて、信頼関係が崩れたために急遽転院したなんて人も。事前に確認しておくことで、安心して出産に臨めるでしょう。
 

8. 理想の出産を目指すための相談にのってもらえるか

最近では、「バースプラン」というお産の計画書を産院に提出し、どんなお産がしたいか助産師が相談にのってくれるところもあります。妊婦健診では医師が赤ちゃんの状態を確認するだけなので、初めてのお産で不安な人にとっては、ありがたいサービスです。
 

9. 立ち会い出産

立ち会い出産を認めている病院でも、「家族全員OK」「子どもは不可」「夫か実母のみ可」など、いろんなパターンがありますし、帝王切開になった場合でも立ち会いできるかどうかも、病院によって異なります。希望するのであれば、どの範囲までで立ち会い出産をしたいのか希望を伝えて、確認しておいた方が万全です。
 

10. ごはんのおいしさ

意外と大切なのが、ごはんのおいしさ。産前・産後の寝不足で食欲がないときでも、体力を養って母乳を出すためには、ちゃんとごはんを食べなければいけません。ただでさえ慣れない入院生活で、ごはんの時間がストレスになるのは、できれば避けたいところですよね。病院によっては、産後の御祝い膳としてフレンチのフルコースが出ることも。病院内にカフェテリアやレストランがあるところなら、健診のときに味をチェックしてみると参考になります。
 
 

さいごに

もうすぐ可愛い赤ちゃんに会える
妊婦健診は一般的に、2ヵ月〜6ヵ月(4週〜23週)で月に1回、7ヵ月〜9ヵ月(24週〜35週)で2週間に1回、10ヵ月(36週〜39週)で1週間に1回のペース。お産のための入院期間は約5日間です。
 
産院選びで何よりも大切なのは、自分が安心してお産に臨めるよう、信頼できる先生を見つけることです。初めて行った産院で決めなければいけないわけでは全くないので、ネットの評判だけに頼らず、ちょっと違和感を感じたら、初期のうちにほかの産院へ行ってみましょう。
 
産院は赤ちゃんとの思い出をスタートさせる場所。「ここで産んでよかった!」と思えるよう、あなたにピッタリな産院が見つかるといいですね。
 

※参考

HAPPY妊娠・出産ガイドBOOK』(編集:たまごクラブ)
 
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