妊娠糖尿病とは?危険性や治療方法、産後の過ごし方について | ベルタカフェ

妊娠糖尿病とは?危険性や治療方法、産後の過ごし方について

妊娠糖尿病とは?危険性や治療方法、産後の過ごし方について

つわりやお腹の張りなど妊娠中に起こるさまざまなトラブル。妊婦さんは不安や心配でいっぱいになりますが、何のトラブルも起きずに出産を迎える方はまれかもしれません。

 

そのなかでも特に注意したい症状の1つが妊娠糖尿病です。妊娠糖尿病になる人は意外にも多く、まさか自分が糖尿病になるなんてと驚く方が大半です。

 

今回は妊娠糖尿病の危険性、治療方法について詳しくご説明します。

 

現在、妊娠糖尿病で治療されている方も、診断を受けていないものの不安を感じている妊婦さんもぜひ参考にしてください。

 

 

妊娠糖尿病について

妊娠糖尿病とは

妊娠糖尿病とは、妊娠した後に糖代謝異常と診断されることです。糖代謝異常とは血糖値が高くなりやすい、下がりにくいといった状態を指します。

 

妊娠前から糖代謝異常が生じている場合は、厳密には妊娠糖尿病とは区別され、糖尿病合併妊娠と呼ばれています。つまり、妊娠糖尿病とは妊娠して初めて糖代謝異常が診断される場合に限ります。

 

妊娠糖尿病と糖尿病合併妊娠が区別されて呼ばれる理由は、妊娠が原因かどうかということです。妊娠糖尿病は妊娠により糖代謝異常が起きているので、出産をすれば異常が解消されるケースが大半です。

 

検査方法や診断基準は?

妊娠中の定期検診の中ですべての妊婦さんが受ける血液検査によって、妊娠糖尿病の診断がおこなわれます。

 

血糖値の検査は採血することで簡単にわかりますが、血糖値が高いことがわかればより精密な検査として75g経口ブドウ糖負荷試験がおこなわれます。
 
検査方法や診断基準は
 

甘い炭酸ジュースのような液体を飲み、空腹時血糖や摂取直後、一定時間経過後の血糖値を測定する試験です。

 

このブドウ糖負荷試験によって妊娠糖尿病かどうかが判断されます。なお、妊娠糖尿病の診断基準は以下のとおりです。

 

75g糖負荷試験において次の基準の1点以上を満たした場合に診断します。
 

  • 空腹時血糖値 ≧92mg/dL
  • 1時間値 ≧180mg/dL
  • 2時間値 ≧153mg/dL

参考:妊娠糖尿病・妊娠学会

 

検査は、まずは妊娠初期におこなわれますが、妊娠週数が進むにつれ糖代謝異常が生じることもあるため、妊娠中期にもおこなわれます。

 

 

2.なぜ妊娠糖尿病は危険なのか

では妊娠糖尿病の危険性について見ていきましょう。
 
なぜ妊娠糖尿病は危険なのか
 

まずは赤ちゃんへの危険性についてです。

  • ・発育不全
  • ・巨大児
  • ・形態異常、奇形
  • ・低血糖、多血症などの機能不全
  • ・胎児死亡

 

次に母体や分娩の危険性についてです。

  • ・妊娠高血圧症候群
  • ・難産、流産
  • ・網膜症、腎症など糖尿病の合併症

参考:日本産科婦人科学会

 

あくまで危険性なので必ずしも起きるとは限りませんが、妊娠糖尿病と診断され血糖値が高い状態が続くと上記のようなリスクが生じるといわれています。

 

妊娠糖尿病と診断されたら

基本は食事療法

妊娠糖尿病の治療方法は原則食事指導です。

 

血糖値は食事を摂取することで上昇しますが、正常な場合、食後穏やかに下降していきます。妊娠糖尿病の場合、食後の血糖値がうまく下がらないケースが多くなります。

 

そのため、血糖値をむやみに上昇させないよう食事の内容や食事時間などを改善していくことが食事療法です。

 

また、体重と血糖値は深く関連しているため、体重増加をコントロールすることも大切です。

 

インスリン治療や入院する場合も

インスリン治療は、食事療法で血糖値コントロールがうまくいかない場合や、より厳重にコントロールする必要がある場合におこなわれます。

 

インスリン治療は一般的には皮下注射です。

 

食事を摂取する前にインスリン注射をすることで、体内のインスリンの働きを正常化させ血糖値をコントロールします。妊娠中でも使用できる安全な薬が使われますので安心ですね。

 

また、食事療法やインスリン治療よりもさらに血糖値上昇が重篤な場合は、入院により血糖値コントロールをおこないます。高血糖状態が継続することで、胎児や母体へ負担がかかるためです。

 

 

3.分娩と産後について

帝王切開になってしまうの?

妊娠糖尿病と診断されたからといって、必ず帝王切開になるというわけではありません。妊娠糖尿病の多くの妊婦さんが正常分娩で出産しています。

 

ただし理解しておきたいことは、妊娠糖尿病の場合帝王切開の確率が2~4倍高くなるということです。

 

帝王切開になってしまう理由は、例えば赤ちゃんが巨大児の場合です。赤ちゃんがあまりに大きいと産道をなかなか通れず、帝王切開が選択されることがあります。

 

また、母体が高血圧になる可能性も高く、分娩中の血圧上昇によっては帝王切開に切り替わることもありえます。

 

参考:妊娠糖尿病・妊娠学会

 

母乳育児はできる?

妊娠糖尿病であっても母乳育児は問題ありません。

 

母乳が胎児に悪い影響を及ぼすことはありません。産後1年間を目標に母乳育児をすることが推奨されています。

 

もし母乳の出に問題がなければ、ぜひ母乳育児をしましょう。
 
母乳育児はできる?
 

産後も治療が必要かどうか

産後に治療が必要かどうかは、産後の体調によります。必ず定期的な検診を受けましょう。

 

妊娠糖尿病と診断された人は、将来、生活習慣病である糖尿病にり患する確率が高いといわれています。

 

産後は赤ちゃんのお世話や家事などで忙しい毎日を過ごすことになりますが、医師の診察を定期的に受けるようにしましょう。

 

 

まとめ

妊娠糖尿病と診察されるととても不安ですよね。また、現在妊娠中で血糖値が高いと診断された方も同様に心配な日々を過ごされているはずです。

 

妊娠糖尿病は多くの場合、食事や生活習慣、インスリン治療などで血糖値をコントロールすることが可能です。また、出産後は血糖値が元通りになったという人が大半です。

 

お腹のかわいい赤ちゃんのためにも、医師や栄養士の指導にしたがい、ぜひ治療に専念してください。そして出産後もご自身の健康を大切に定期的な検診を忘れないようにしましょう。

 

 

 

 

 

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