隙間時間で代謝アップ!冷えを予防・改善する血めぐりトレーニング

涼しくなってくるにつれて気になるのが「冷え」ではないでしょうか。
オフィスの冷房や足先の冷たさが気になる人は、代謝の低下に要注意!血めぐりを整えることが、代謝の良いやせやすい体質には不可欠です。
今回は、冷えを改善するコツと、隙間時間で取り組める血めぐりエクササイズをご紹介します。
目次
冷えがおデブ体質を招くワケ
手先・足先やお腹が「冷たい」ということは、血流が少ないということ。血めぐりが弱まることは、次のようにおデブ体質を招きやすくなります。
栄養不足
血液は、全身に栄養素を運ぶ役割を担っています。血行不良の状態では、栄養素がすみずみまで運ばれません。その結果、内臓機能の停滞や代謝の低下を招きます。
また、疲れがなかなか抜けなかったり、だるさを感じたりしやすくなります。
代謝の低下・むくみ
内臓機能が低下すると、食事で摂取した栄養素をうまく吸収できず、全身に運ぶことができません。するとエネルギーを消費する筋肉に十分な栄養素が行き渡らず、運動効果の低下や体脂肪を燃焼しにくい状態を招きやすくなります。
また、老廃物を運ぶリンパ液のめぐりも滞り、老廃物をため込みやすく、むくみやすくなります。
ストレス
人はストレスを感じると血管をキュッと収縮させます。そのため、ストレスは血行不良を招く大きな要因の一つ。
逆に、血管が収縮して血行が悪い状態が続いていることも、ストレスの要因です。ストレスを溜め込むと、代謝の低下や暴飲暴食を招きやすくなります。心も身体もポカポカとあたたかい状態を目指しましょう。
オフィスでも家でもできる!簡単血めぐりトレーニング
「冷たいな」と感じたら、その部分を動かすことが大切です。デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けていると、体液が流れず冷えやすくなります。隙間時間を活用して、次のように血めぐりをよくしましょう。
立っていればいつでもできる!脚の血めぐり改善エクササイズ
オフィスでも、台所でも、立っている時間を無駄にせず、脚のめぐりをよくしましょう。
- つま先立ちをする
- 10秒キープ
- ゆっくりかかとを下ろし、地面につく手前でもう一度かかとをあげる
1~3を1セットとして、2~3セットおこないましょう。エレベーターを待っている間でも、料理中でもできちゃいます。
デスクワーク中におすすめ!上半身を伸ばすエクササイズ
座ったまま上半身を大きく動かすことができるエクササイズです。
- 両腕を上げ、まっすぐ限界まで伸ばし、10秒キープ
- 両手を組んで手のひらを上側に向け、まっすぐに伸ばす
- ゆっくり、息を吐きながら上半身を右側に倒す
- ゆっくり、息を吸いながらまっすぐな状態に戻る
- ゆっくり、息を吐きながら上半身を右側に倒す
1~5を1セットとして、2~3セットおこないましょう。デスクワークに集中しすぎて丸く縮こまった姿勢をリセットするのにもおすすめです。
ダイエット効果をぐっと高める!朝の血めぐりトレーニング
朝から血めぐりの良い状態に整えることは、その日1日の消費カロリーを増やすことにつながります。おすすめは朝の「ラジオ体操」。全身の筋肉を刺激して血行を促進する効果が期待できます。
お風呂上がりにおすすめ!血めぐりを促すマッサージ
お風呂は身体を芯から温めて血行をよくすることができる貴重な時間。ここでよくなった血行を維持するためにも、寝るまでの時間はできるだけリラックスし、血流を促すマッサージなどで癒されるのがおすすめです。
足先から太ももの付け根まで、両手で脚を包むようにして掴み、ギュッギュッと指圧しながら揉み込みましょう。表面が赤くなり、温かくなってきたら血めぐりがよくなっているサインです。
最後に
冷えを放っておくと、倦怠感や疲労が抜けにくくなり、ダイエットへの意識も弱まってしまいます。身体を温めてやせやすい体質に整え、心も身体もポカポカとあたたかい状態を目指しましょう。
隙間時間を上手に使って、やせ体質に整えてくださいね。
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