やせやすいのは生理前?生理中?生理後?本気でやせるなら…

『やせないのは、女性ホルモンのせい?ダイエットを成功へと導くコツ』では、ダイエットと女性ホルモンとの関係についてご紹介しました。
今回は、失敗しないダイエットにするためのコツをご紹介します。ダイエットにメリハリをつけると、よりやせやすく、キープしやすくなりますよ。
目次
女性ホルモンの分泌サイクル
女性ホルモンの分泌周期を知ると、ダイエットを成功させやすい時期が見えてきます。
排卵をサポートし、肌の潤いやハリを保つはたらきがある「エストロゲン」(卵胞ホルモン、別名美肌ホルモン)と、妊娠をサポートし、食欲増進や水分・栄養素の蓄積を招く「プロゲステロン」(黄体ホルモン)は、次のようなサイクルで分泌されます。
卵胞期(=やせ期)
卵巣で卵胞が成長する時期。「エストロゲン」の分泌量が増え、妊娠に向けて子宮内膜が発達していく。肌の調子や代謝が良い時期。
排卵期
「エストロゲン」の分泌がピークに達し、卵胞からの排卵が起こる。
黄体期
「プロゲステロン」の分泌量が増え、妊娠の準備が始まる時期。水分や栄養素を溜め込みやすく、肌荒れやむくみ、イライラに悩まされやすい。
生理期
月経が起こる。妊娠しなかった場合、エストロゲン・プロゲステロンともに分泌量が低下していく。
ダイエットを成功させやすい時期は…
心身ともに快調でダイエットを成功させやすいのは、「卵胞期」~「排卵期」。生理後1~2週間程度の期間。むくみや肌荒れに悩まされにくく、精神的にも安定している時期なので、前向きにダイエットに取り組みやすい時期。
生理前に不調を起こしやすく、運動などがしにくいという人でも、この時期ならば汗をかいたり体力が必要な有酸素運動をしたりしやすくなります。
肌や髪の艶もあり、より美しく見える時期でもありますよ。
やせ体質の時期におすすめ!一週間集中トレーニング
ダイエットを成功させやすい時期に集中してトレーニングをすることで、それ以外の期間も太りにくく、不調を起こしにくくすることができます。ライスタイルと照らし合わせ、すぐに実行できそうなものから挑戦していきましょう!
体脂肪を燃やすなら「早歩き散歩」や「スロージョギング」
いつもより大股で、早歩きで歩く。これだけで、普段使わない筋肉を刺激し、運動強度を上げることができます。
また、身体に大きな負担をかけずにしっかりと有酸素運動をすることができるスロージョギングもおすすめ。
手を振り、足腰をしっかり動かすように意識することで、ボディラインの引き締め効果を高めることができます。
呼吸を止めないようにすることがポイント。息を吐くことを意識して徹底すると、自然と息を吸うため呼吸が安定します。
ボディラインにメリハリをつけるなら「筋トレ」や「ストレッチ」
ボディラインを引き締めるのは、自然のコルセットである筋肉。普段筋肉をあまり使わない生活を送っている人は、筋トレやストレッチで筋力を高めましょう。
筋肉はエネルギーを消費する役割を担っていますから、消費カロリーを増やすためにもおすすめです。
代謝を高めるなら「食事の見直し」
たんぱく質とビタミン・ミネラル、食物繊維を意識して摂取しましょう。たんぱく質は肌や筋肉の主な材料として、ビタミン・ミネラルは内臓機能の活性化と代謝アップに、食物繊維は腸内環境を整えるのに不可欠です。
不調を起こしやすい時期に甘いものを食べ過ぎてしまうという人ほど、この時期に食生活を整えることが重要ですよ。
最後に
やせやすい時期を逃さず、集中してダイエットに取り組むことができれば、結果が出やすく不調を起こしやすい時期でも太りにくくすることができます。
女性ホルモンのはたらきに惑わされるのではなく、自分で調節して理想のボディラインを実現してくださいね。
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