胎盤癒着(癒着胎盤)はなぜ起きる?治療法や起きる確率、原因など | ベルタカフェ

胎盤癒着(癒着胎盤)はなぜ起きる?治療法や起きる確率、原因など

胎盤癒着(癒着胎盤)はなぜ起きる?治療法や起きる確率、原因など

妊娠中のママは出産予定日が近づくにつれ喜びや楽しみの半面、無事出産できるかどうか不安も大きくなるものです。

 

必要以上に心配する必要はないものの、ある程度は出産にともなうリスクを理解しておくと不安を解消できるかもしれませんね。

 

分娩のリスクの1つに癒着胎盤があります。

 

確率として決して高くはありませんが、前置胎盤や帝王切開などと関連が深いことから知識として知っておくに越したことはありません。

 

今回は癒着胎盤の原因や治療法、起きる確率などを説明します。

 

 

癒着胎盤(胎盤癒着)とは

癒着胎盤とは、胎盤が子宮にくっついてしまい剥がれにくい状態を指します。

 

胎盤とは赤ちゃんとお母さんをつなぐ大切な器官で、赤ちゃんが生まれると同時に不要となるため自然と排出されるのが通常です。

癒着胎盤(胎盤癒着)とは

つまり、出産や分娩は、赤ちゃんが生まれた後に胎盤が排出されて初めて無事終了を迎えるのです。

 

妊娠や出産を経験した女性でも、自分の胎盤を目にする機会はなかなかないかもしれませんが、立派に成長した赤ちゃんを包んでいた胎盤は500g前後の大きさになることが一般的です。

 

スーパーのお肉売り場で売られている500gの精肉を想像してみると、いかに大きなものかがわかりますね。

 

そして、その大きな器官が体から排出されないことはとてもリスクの高い状態なのです。

 

 

なぜ起きてしまうの?原因

癒着胎盤は子宮に形成される脱落膜という膜が影響しています。

 

脱落膜とは言葉通り子宮から胎盤が脱落するための膜ですが、この膜が形成されない、あるいは形成されていても十分でない場合に癒着胎盤が起きるとされています。

 

脱落膜が形成されない、あるいは十分形成されない主な原因としては、前置胎盤や人工妊娠中絶、子宮内膜症などの影響、子宮の先天性などが挙げられます。

 

 

処置や治療法、予防法は?

癒着胎盤は、基本的には出産をしなければ発見できない症状です。

 

万が一、妊娠中、つまり出産前に予見できたとしても治療することもできないことがほとんどです。

 

出産し、自然に排出されるはずの胎盤がなかなか出てこない、という状況ではじめて癒着胎盤がわかり処置や治療をおこないます。

処置や治療法、予防法は?

癒着胎盤の治療は、母体の状況や出血量などによって大きく異なります。

 

出産後に癒着胎盤が判明した時点でそのまま外科的手術で癒着を切除することや、いったん経過観察し後日対処をおこなうなどが代表的な治療法です。

 

癒着が軽い場合は、出産後、医師が直接手を子宮口に入れて胎盤を取り出すこともあるようです。

 

なお、癒着胎盤が重篤な場合は子宮そのものを摘出することもあります。

 

 

癒着胎盤が起きる確率

非常に危険性の高い癒着胎盤ですが、起きる確率は決して高くはありません。
1~2万に1例という低い確率といわれています。

 

ただし、この確率を高める代表的な要因が前置胎盤と過去の帝王切開です。

 

前置胎盤とは、胎盤が通常よりも低い場所に位置し、赤ちゃんが生まれる子宮口を覆ってしまう状態です。

 

前置胎盤と診断されると、多くの場合は帝王切開での出産になります。そして前置胎盤と癒着胎盤は合併して起こることが多いといわれています。

 

また、過去に帝王切開で出産をした場合、子宮への手術を経験していることになり癒着胎盤になる可能性を高めるとされているのです。

 

癒着胎盤の可能性はそもそもかなり低いですが、前置胎盤と診断されている場合や過去に帝王切開を経験されている場合は注意した方が良いでしょう。

 

 

癒着胎盤は繰り返す?二人目分娩

初産で癒着胎盤になってしまうと、二人目以降の分娩でも癒着胎盤が起きてしまうことを不安に感じられている方もいらっしゃるかもしれません。

 

残念ながら、二人目や三人目の分娩で癒着胎盤を繰り返すかどうかは一概には言えません。ぜひ医師へ十分ご相談いただくことをおすすめします。

癒着胎盤は繰り返す?二人目分娩

癒着胎盤そのものがまれなケースなので、医師によってさまざまな意見もあるかもしれませんが、帝王切開や子宮の手術を経験されている方は確率が上がるとされていることはよく理解しておきましょう。

 

 

まとめ

癒着胎盤は、最悪の場合は子宮を摘出する可能性のある危険な状態です。妊娠中に予防することもできないのでとても不安ですよね。

 

ただし、癒着胎盤にかかわらず妊娠や出産は常に命がけです。ママと赤ちゃんの命を守るため、医師も助産師も力を合わせて全力で分娩に立ち向かいます。

 

必要以上に不安を感じる必要はありませんが、リスクが生じた場合は医師や助産師の説明を聞き冷静に判断しましょう。赤ちゃんとママの両方が笑顔になれる出産になると良いですね。

 

 

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