カロリー計算はいや!食べるものを制限せずにダイエットを成功させるには

確かに消費カロリーよりも摂取カロリーのほうが少なくなれば、そのぶん体内で溜め込まれたエネルギーを消費できるようになります。とはいえ、毎食のカロリーを計算するなんて、いや!
そんな場合は、見た目で判断して太らない・老けない食生活を実現しましょう。
目次
カロリーよりもずっと大切な「栄養バランス」
ダイエットを成功へと導く重要な要素は、摂取カロリーの“量”だけではありません。確かに摂取カロリーが必要な量より多くなれば、体内に体脂肪として蓄えられてしまいます。
しかし、カロリーを大幅にカットしさえすればやせやすい身体になるとは限りません。体内のはたらきを活性化することにも、エネルギーを消費する筋肉をスムーズに動かすことにも、食事から取り入れたエネルギーが必要不可欠。やせるために必要な栄養素をバランスよく摂取することで、初めて体内が「やせモード」に切り替わるのです。
それでは、カロリーオーバーに陥ることなく代謝を高める食事をするためには、どんなところに注目すべきなのか、具体的な調節の仕方をご紹介します。
一食の目安は「グー、パー、両手にいっぱい」
主にエネルギー源となる「炭水化物」や「脂質」、身体をつくる「たんぱく質」、そして代謝を高める「ビタミン」や「ミネラル」、「食物繊維」は、摂取するバランスが重要。体内のはたらきを活性化しながら必要以上のエネルギーを摂取しないようにするには、次の量を目安に一食を組み立てることをお勧めします。
炭水化物は「グー」
手をじゃんけんの「グー」のように握ってできる、片手の握りこぶし1つぶん。これが1食で取り入れたい炭水化物の量の目安。炭水化物はエネルギー源としてとても重要ですが、消費しなければ体脂肪として溜め込まれてしまいます。食べ過ぎないように注意したい炭水化物は、「グー」に収まる程度にとどめましょう。
たんぱく質は「パー」
肉や魚、卵、乳製品などに豊富に含まれるたんぱく質は、一食で手のひら1枚程度の大きさ・厚さが目安です。エネルギーを消費する筋肉を作るのも、ボディラインをキュッと引き締めるのも、筋肉の役割。その主な材料となる栄養素は、たっぷりと摂取しましょう。
ただし、食べればやせる食品ではありませんから、食べ過ぎには注意。あくまでも「パー」の範囲に抑えることを忘れずに。
これらのバランスを意識して食事をしていれば、自然と脂質も入ってきます。調理の過程で一切油を使わないなどの制限をしていない限りは、特に意識して取り入れていく必要はないでしょう。
野菜・果物・海藻・きのこ類は「両手いっぱい」
代謝を高めるビタミン・ミネラル類や、腸内環境を整える食物繊維がたっぷり含まれていて低カロリーなこれらの食材は、両手のひらいっぱいの量を楽しんでOK。量を楽しめる安心感から、ダイエットによるストレスやリバウンドを防ぎやすくもなります。
色とりどりの食べ物を楽しむ
ボリューム感と合わせて気をつけたいのが、食材の「彩り」野菜や果物などに豊富に含まれるビタミン・ミネラル類は色素成分。さまざまな色の食材を取り入れることで、多くの種類の栄養素を摂取することができます。赤や黄色、緑など、さまざまな色を組み合わせて見た目が楽しく、代謝を高めやすいメニューにしましょう。
最後に
一生懸命カロリー計算をせずとも、ダイエットは可能です。むしろ、数字に振り回されずに進めることができ、ストレスや無用な我慢を防ぐことができます。ぜひ、リバウンドを防いで内側からキレイにになるダイエットを選び、実践してくださいね。
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