こんなときは要注意!子宮の痛みで考えられる子宮の病気~前編~ | ベルタカフェ

こんなときは要注意!子宮の痛みで考えられる子宮の病気~前編~

こんなときは要注意!子宮の痛みで考えられる子宮の病気~前編~

排卵日や生理がくる前あたりから、子宮に痛みや違和感を覚えるという女性も多いもの。毎月のこととなるとついそのままにしてしまいがちですが、ときには病気のサインなこともあり、放っておくと手遅れになってしまう場合もあります。

 

そのため、子宮に痛みを感じたときに考えられる病気について知っておくことが大切です。

 

そこで、痛みを感じるケース別に考えられる症状や原因などを、2回に渡り見ていきます。

 

前編は、「毎月同じ時期に感じる痛み」と「妊娠の可能性があるときや妊娠中」のケースです。

 

 

毎月同じくらいの時期に痛みを感じるケース

毎月同じくらいの時期に痛みを感じるケース

排卵痛

症状

前回の生理がはじまった日から数えて2週間後くらいに、2~3日間ほど下腹部に軽い痛みや張りを感じます。ダル重い感覚があったり、腰痛を伴ったり、少量の不正出血があることも。

 

原因

卵巣内の卵胞が成熟し、大きく腫れたようになることで張りを感じたり、排卵時に卵子が卵巣の皮膜を突き破って出てくるときに痛みを伴ったりします。痛みの感じ方は個人差が大きく、まったく痛みを伴わない人もいれば、はっきりと自覚する人もいます。

 

対処法

排卵に伴う痛みなので、軽度であれば様子をみましょう。ただ、出血の量が多い、出血が数日続く、毎月出血するなどの場合は、ホルモンバランスの乱れやほかの病気の可能性もあるため、はやめに婦人科を受診してください。

 

 

PMS(月経前症候群)

症状

次の生理がはじまる3~10日ほど前に、倦怠感や眠気、イライラなどの症状とともに、下腹部や乳房に痛みを感じます。生理の開始とともに痛みも落ち着きます。

 

原因

エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2つの女性ホルモンの急激な変動が影響して、さまざまな症状を引き起こすと考えられています。ストレスや食生活、不規則な生活習慣などが原因で悪化することもあります。若い女性や、出産経験のない女性に起こりやすいと言われています。

 

対処法

PMSは多くの女性が悩まされていますが、日常生活に支障が出る場合には、低用量ピルや、そのほか症状に合わせた薬で症状を抑えます。

 

 

月経困難症

症状

生理中下腹部に痛みを感じる、いわゆる生理痛の中でも、日常生活に支障が出るほどの強い痛みがある場合をいいます。

 

原因

子宮を収縮させて経血の排出を促すために、子宮内膜から分泌されるプロスタグランジンが過剰分泌されることで痛みを伴う「機能性月経困難症」と、子宮内膜症や子宮筋腫など、婦人科系の病気が原因の「器質性月経困難症」のふたつが考えられています。

 

対処法

機能性月経困難症の場合は、プロスタグランジンの分泌を抑える薬や、子宮の収縮を弱める作用のある薬を服用したり、低用量ピルで排卵を抑えたりしながら様子をみます。

器質性月経困難症の場合は、原因となっている症状を治療します。

 

 

妊娠の可能性があるときや妊娠中のケース

妊娠の可能性があるときや妊娠中のケース

子宮外妊娠

症状

初期はつわりや貧血など通常の妊娠とほぼ変わりませんが、少量の出血がみられることがあります。流産すると下腹部の痛みと出血が起こります。卵管破裂の場合は大量出血を伴うため、放っておくと死に至ることもあります。

 

原因

本来子宮内膜に着床するはずの受精卵が卵管などに着床してしまいます。子宮の奇形、腹部手術の既往、卵管炎、子宮内膜症、頻回の人工妊娠中絶などがあると起こりやすいと考えられています。

 

対処法

状況に応じて、子宮外妊娠の認められる卵管などを切除するか、妊娠組織のみを摘出します。卵管破裂を起こした場合は、即座に開腹手術をおこないます。

 

 

妊娠状態の異常

妊娠中の腹痛には、おなかの赤ちゃんの成長やホルモンバランスの変化に伴う安心なものから、流産や切迫早産などの可能性、常位胎盤早期剥離や感染症など、さまざまな原因が考えられます。

 

早い段階で適切な処置を受ければ妊娠を継続できるケースも少なくないので、下腹部に張りや痛みを感じたり、出血が見られたり、おりものに変化があるなど違和感を覚えたときは、できるだけはやくかかりつけの産婦人科を受診してください。なお、妊娠初期の流産は染色体異常など赤ちゃん側に問題があることがほとんどです。

 

 

後編では、「突然に痛みを感じるケース」についてみていきたいと思います。

 

 

こんなときは要注意!子宮の痛みで考えられる子宮の病気~後編~

子宮筋腫はがんになるの?子宮筋腫と子宮がんの違いって?知っておきたい子宮の病気

 

 

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