赤ちゃんが小さめで産まれたときの心構えと、低出生体重児に起こりやすいリスクや必要な手続き | ベルタカフェ

赤ちゃんが小さめで産まれたときの心構えと、低出生体重児に起こりやすいリスクや必要な手続き

赤ちゃんが小さめで産まれたときの心構えと、低出生体重児に起こりやすいリスクや必要な手続き

予定日よりも早かったり、おなかの中での発育が十分ではないまま産まれてきたりした赤ちゃんは、少し小さめの体でこの世に生を受けることがあります。そのような赤ちゃんは、かつては身体機能が成熟していない状態を指す「未熟児」と呼ばれていましたが、体重が小さくても機能に問題がない場合もあるため、「低出生体重児」と呼ばれています。

 

産まれてきた赤ちゃんの体重が小さめだったら、体の機能や将来的なリスクなど、ママは心配になりますよね。

 

そこで、低出生体重児が産まれたときの心構えや、どんなリスクが考えられるかなど、「低出生体重児」についてまとめました。

 

 

低出生体重児とは?

体重が2500グラム未満で産まれてきた赤ちゃんを「低出生体重児」と呼び、誕生時の体重によって3つに分類されます。

 

  • 低出生体重児:2500グラム未満
  • 極低出生体重児:1500グラム未満
  • 超低出生体重児:1000グラム未満

妊娠期間が37週に満たないうちに産まれてきた場合や多胎妊娠の場合に低体重になりやすいのですが、妊娠週数を満たしていても、妊娠中のママの生活習慣が影響して低出生体重児となることがあります。

 

低出生体重児になりやすいと考えられている妊娠中の生活習慣

妊娠高血圧症候群

胎盤の血管に圧力がかかることで、赤ちゃんに十分な栄養が送れない。

 

喫煙、飲酒

喫煙や飲酒の影響で血管が萎縮したり、喫煙によって血中酸素が少なくなったりすることで、赤ちゃんに必要な栄養が届かない。

 

ダイエット

産後のプロポーションを気にして妊娠中から食事制限などをすることにより、赤ちゃんも栄養不足になる。

 

このほか、妊娠中毒症や胎盤異常、感染症や歯周病など、早産を引き起こす可能性のある症状も注意が必要です。

 

また、赤ちゃん側の原因で低体重になることもあります。

  • ・おなかの中で臍の緒がねじれ、血流が悪くなる
  • ・染色体異常や先天性の疾患がある
  • ・子宮内胎児発育遅延などで、おなかの中の赤ちゃんの発育が遅れる

 

 

赤ちゃんが低出生体重児で産まれてきたら

低体重で産まれてきた赤ちゃんは抵抗力が弱く、体温を保持する能力が低いことが多いため、誕生後すぐに保育器へ入れられたり、新生児集中治療室(NICU)や継続保育室(GCU)などへ移されたりして、必要なケアを受けます。

 

保育器や治療室から出られる目安としては、体重が2000グラムを超え、機能的にも問題がない場合ですが、赤ちゃんの状態によって差があります。

 

産まれてすぐの我が子が、チューブに繋がれ保育器の中で眠る姿は、ママにとっては胸が痛む光景でしょう。でも、赤ちゃんは懸命に生きようとしています。医師や看護師さんもついているし、現在は医療の進歩で、低出生体重児の延命率も上がっています。まずは生まれてきてくれたことに感謝し、医師と看護師さんに委ねましょう。決してご自分を責めないでくださいね。

低出生体重児とは?

また、ストレスは母乳の出にも影響します。直接与えることはできなくても、チューブから母乳をあげられる場合もありますし、保育器などから出て生活できるようになれば、直接与えられるようにもなります。赤ちゃんへ届ける母乳がきちんと出るよう、気に留めすぎないようにしましょう。

 

 

低出生体重児に起こりやすいリスク

機能面で未熟なまま産まれてきた赤ちゃんは、障害などのリスクが高い傾向にあります。低出生体重児に起こりやすいとされる主なリスクは次の通り。

  • ・首の座り、歩行など身体的な成長が遅め
  • ・学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)などがみられることがある
  • ・脳や網膜などに影響があると、脳性まひや視力障害などになることがある

 

ただ、在胎週数や赤ちゃんの状態によって個人差が大きいため、すべての低出生体重児に何らかの問題が起こるわけではありません。また、状況によっては、平均体重以上で産まれた赤ちゃんの成長に数年で追いつくこともあります。

 

出生時だけでなく、定期検診などで長期的なフォローを受け、経過を見守っていきましょう。

低出生体重児に起こりやすいリスク

 

低出生体重児が生まれた場合に必要な手続き

出生届や乳幼児医療補助の届けなど、赤ちゃんが産まれたら必要な手続きはいくつかありますが、低出生体重児が産まれた場合は次の届出も忘れないようにしましょう。

新生児出生通知書

新生児出生通知書

母子手帳の別冊に綴じられていることが多い「出生通知票」。低出生体重児は「低出生体重児届出書」として、母子保健法によって届け出が義務付けられています。地域の保健センターへ提出することで、新生児訪問や乳幼児健康診断、予防接種のお知らせなどのサポートが受けられます。

 

病院で低出生体重児の届出をしてくれる場合もあるので、出産をした産院で確認しましょう。

 

未熟児療育医療制度

赤ちゃんが2000グラム以下で産まれた場合や、低出生体重によって入院の必要があると医師が認めた場合が対象になります。療育医療機関における治療費や入院費などの補助が受けられます。

 

助成金額や所得制限など、地区町村によって条件が異なります。

 

 

最後に

赤ちゃんの体重が小さめでも、ふたりの元へ産まれてきてくれた新しい家族であることに変わりはありません。成長が遅めなこともありますが、個人差があるのはどの赤ちゃんにもいえること。

 

ほかの赤ちゃんや一般的に言われる成長過程と比べずに、赤ちゃん自身の成長をゆったりと見守ってあげましょう。

 

 

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